Instagram→mio_sukibook

オンラインカウンセリングルームです。

母親になって。

母という立場になるまでは、私は何も考えず生きていました。

美容師の仕事を選んで、それなりに仕事は頑張りますが

貯金をする必要性も感じていなかったし、何のために働くのか

本当に分からないまま毎日を過ごしていたのです。

 

楽ではあるけど虚しさとか寂しさの方が大きかったです。

なぜそんな風になってしまったんだろう?と考えた時

おそらく夢を失っていたのですね。

どこに向かい、ゴールはどこなのか。

どんな自分でありたいのか軸も何もありませんでした。

 

そんな時に縁あって長男を出産するわけですが、それからというもの

私の人生はガラリと変わりました。

特別なことは何もしていないのですが。

きっと景色や環境が変わったのではなく自分に生きる希望が生まれた、ということだったのです。

もちろん新生児育児は寝不足だったり赤ちゃんに対して気をつけることも多々あり

神経を使ったりという大変さは毎日ありましたが、それでも生きてる実感がもてて

夢がなかった時代の私ではなくなっていました。

 

私が住んでいる市に

<絆ルーム>

という0歳から3歳までの子が無料で利用できるキッズスペースがあるのですが

長男が7ヶ月くらいの時に初めて利用したんですね。

その時いてくれた先生が今ハッピーオーラマザーという名で現在も活動されていて

その方の居住地は変わってしまいましたが今もその先生から学びを受けています。

数年間、疎遠状態になっていた先生と偶然Instagramで再会する事ができたのです。

すごくラッキーでした。

そして自ら先生の講座を受けさせていただくことにしました。

普段は先生なんて呼ばず、さん付けで呼ばせてもらっています。

何年経っても変わらず、自然体で素敵な方です。

ハッピーオーラと名前だけ聞くとどの様な活動かピンと来ないかと思いますが、幸せなママを1人でも多く増やしたいという活動内容で、私は当時からその方とお話しするたび

(と、言っても先生は言葉少なめにいつも、にこやかに見守ってくれているスタンス)

不思議なオーラをすでに感じておりました。私自身オーラが見える人間では無いです。

先生が出してる空気感が常に優しいのです。赤ちゃんのためでもありママである私にとっても

そこは安らぎの場所でした。

最近お話ししている時に『子供はママ(パパ)を助けるために生まれてくる』

ということを知りました。

私自身まだまだ勉強不足なのですが、先生は著書:胎内記憶(池川明さん)など色々な分野の本を読まれています。

実際に子どもたちは今も親の私たちのために生きているそうです。

私は子どもを産む前、もう自分などこの世に必要でないのかも知れないと究極の考えまで落ちて生きていたので、その言葉を言われた時、妙に納得し疑う余地もなかったです。

長男がいてくれて何をしてくれるでもなく、ただ存在してくれているというだけで私は生かされた、初めて自分が1人の人間として認められたかの様に希望が生まれました。

 

長男が生まれたての赤ちゃんの頃から毎晩寝る時、寝ついた後も『生まれてくれて、ありがとう』と伝えていて心から思っています。

 

長男は教えなくても『産んでくれてありがとう』と言います。

 

私が子どもの頃、親に対し、ありがとうだなんて言ったこともないし思ったこともない

恥ずかしながらそんな寂しい幼少期を過ごしていました。

もちろん親のせいではなく母も父も優しく愛情がある方だと思います。

私は3歳まで言葉少なめに育ち(後から知ることになったのですが)発達障害よりの子供だったのではと推測しています。

このような私の元に素直で可愛い男の子たちがやってきてくれたことを、本当に感謝以外の何ものでもありません。

例えば癇癪を起こたり、いうこと聞かなかったり、反抗だっていっぱいしてきますが私を選んで頑張って生まれてくれた我が子が、まだまだ未熟な私に何かを伝えてくれているようです。

いつも穏やかに対応できることばかりじゃありませんが、穏やかでないときの方が多いかも知れませんが、頭ではそんなことを考えていて心ではいつもありがとうと赤ちゃんの頃から現在7歳5歳になった今でも常に思います。

 

今日は私の気持ちの中でも、より核心をついた記事を書く事ができました。

読んでくださりありがとうございます。mio